羽毛布団収納のお悩みを解決!長持ちさせるための正しい準備と保管の仕方を紹介
冬の時期に活躍する羽毛布団ですが、春になれば次の冬まで押し入れなどに長期間保管することになります。その際、正しく収納しないと傷んでしまう可能性があります。
また、大きな羽毛布団をどのように収納したらいいのか困ることもあるでしょう。この記事では、羽毛布団を収納するうえでの正しい準備と保管の仕方を紹介します。
これまで感覚的に羽毛布団を収納されていた方や、羽毛布団の収納にお悩みの方は、羽毛布団を長持ちさせるためにもぜひ参考にしてみてください。
羽毛布団を収納する前の準備
羽毛布団を収納する前に、準備しておきたいポイントを3つ紹介します。どれも適切な環境で保管するための下準備になるので、可能な限り実践するのが望ましいです。
押し入れやクローゼットの中を掃除する
羽毛布団を収納する予定の押し入れやクローゼットの中に、カビやホコリがないかチェックしましょう。長期間保管することになるため、羽毛布団を汚さないようにしっかりと掃除を行い、清潔な状態にしてから収納してください。
収納の中を乾かす
収納スペースを掃除するにあたって、特に水拭きしたあとは中をしっかり乾かしましょう。中が湿った状態で羽毛布団を収納してしまうとカビが発生する恐れがあるので、きちんと乾かしてから収納します。
通気性を良くする
押し入れやクローゼットなどの収納スペースは、どうしても湿気が溜まりやすくなります。湿気は羽毛布団を保管するうえで大敵なので、通気性を良くするように心がけましょう。
通気性を良くするポイントは、「羽毛布団と床の間に空間を作ってあげること」と「適切な湿度を保つこと」です。例えば、収納スペースの下部にすのこを敷いて除湿剤を置くだけでも、かなりの通気性を確保できます。
羽毛布団の正しい収納・保管方法
ここからは、羽毛布団の正しい収納・保管方法を解説していきます。収納前に羽毛布団のケアを行い、そのうえで収納時の保管方法にも気を配ることで羽毛布団が長持ちします。
収納前に湿気を飛ばす
まずは、収納する前に羽毛布団の湿気を飛ばしましょう。冬の時期にたくさん使用した羽毛布団には湿気がこもりがちなので、天気が良い日に布団を干して、湿気を発散させることが重要です。
羽毛は高温に強くないため、片面につき1時間ほど干すのが良いです。なお、直近で天気に恵まれる日がない場合は、布団乾燥機を使っても問題ありません。
クリーニングに出す
シミや汚れがある場合は、クリーニングに出してから収納するようにしましょう。羽毛布団は水洗いできないことが多く、自宅で洗濯してしまうと取り返しがつかなくなることもあります。
洗濯マークに「水洗い可」と表記された羽毛布団であれば洗濯可能ですが、羽毛を痛める原因にもなりうるため、なるべくクリーニングに出すのが望ましいです。
布団の収納グッズに入れる
羽毛布団用バッグや大きめの収納ケースなど、羽毛を守るための収納グッズも活用しましょう。収納グッズは、通気性を考慮して不織布でできているものがおすすめです。
また、ファスナーを少し開けて保管するとさらに通気性が良くなり、カビの防止につながります。
クローゼットや押し入れの上段にしまう
収納にあたり、羽毛布団が必ず一番上に来るようにしてください。その他の収納物を羽毛布団の上に置いてしまうと、羽毛がつぶれて膨らまなくなり、保温力も落ちてしまいます。
羽毛を長持ちさせるために、保管する位置には注意しましょう。
湿度と害虫対策をする
羽毛布団の保管で気を付けたいのが湿度と害虫です。押し入れなどの奥深くに収納するのではなく、比較的手前に収納するほうが湿気を抑えられます。
また、下準備の段階でも触れたように、すのこを敷く際には除湿剤もあわせて設置しましょう。
羽毛布団から虫がわくことはありませんが、何らかの原因で羽毛布団に虫がついてしまうことはありえます。
虫食いなどの被害を防ぐために、虫よけシートを一緒に置いておくと安心です。
羽毛布団の収納でやってはいけないこと
羽毛布団の収納にあたって、特に注意したい事項を2点紹介します。いずれも、羽毛をつぶさないようにすることがポイントです。羽毛布団ならではのふんわり感を失わないためにも、確認しておきましょう。
圧縮袋に入れる
圧縮袋は、スペースを消費せずに衣服や布団を収納したい場合に重宝しますが、羽毛布団に使用するのは絶対に避けましょう。圧縮袋に入れると、空気が最大限抜かれてしまい、羽毛がつぶれて寿命が短くなってしまうためです。
羽毛がつぶれると保温性やフワッとした心地良さが失われてしまうため、圧縮袋を利用した羽毛布団の保管は控えてください。
十分なスペースを取らない
羽毛布団を収納する際は、収納スペースに余裕を持つことも大切です。収納スペースを無駄にしたくないからといって、棚の中に入れたり上にものを置いたりすると、羽毛がつぶれてしまいます。
羽毛布団の状態を維持するためにも、保管にあたって障害となるものがないよう、十分なスペースを確保するようにしましょう。
羽毛布団をどうしても収納できないときの解決策
羽毛布団を適切な環境で収納するには、ある程度のスペースと準備が必要になります。他の収納物との兼ね合いで、どうしても羽毛布団を収納できない場合は、トランクルームの利用をおすすめします。
トランクルームを利用するにあたっては、保管環境や取り出しやすさに着目しましょう。
例えば、キュラーズの屋内トランクルームは空調が完備されており、常に適切な温湿度環境が整っています。
また、24時間出し入れ自由なので、急な来客対応があっても問題ありません。突然寒くなってもすぐに取り出せるため、好きなタイミングで出し入れできる点も大きな魅力です。
まとめ
羽毛布団はデリケートなため、収納方法に配慮しないと羽毛がすぐに痛んでしまい、長持ちさせることができなくなってしまいます。決して安いものではないため、正しい収納方法を実践して、次のシーズンも良い状態で使用できるように大切に保管しましょう。
しかし、適切な収納方法について理解しても、肝心の保管スペースを捻出できずに悩まれる方も少なくないと思います。そんなときはトランクルームの利用を検討しましょう。
キュラーズは全国各地でトランクルームを展開しています。トランクルーム内は空調が完備されており、24時間いつでも出し入れ可能なので、羽毛布団を収納するにあたって最適な環境が整っています。
また、店舗には収納コンシェルジュ®が常駐しているため、即日ご利用可能です。Webからも簡単にお申し込みいただけます。さらに月額利用料以外の手数料は一切不要で、最短1か月から利用できる点も大きなメリットです。
時にはトランクルームもうまく活用しながら、お気に入りの羽毛布団を長く使い続けられるように収納を工夫してみましょう。