収納情報

着物収納でやってはいけない6つのこと|保管ケースの種類や注意点も解説​

​​「着物を収納するときに最適な環境は?やってはいけないことはある?」今回はこのような疑問にお答えし、着物を収納する正しい方法をまとめました。
着物は非常にデリケートなので、保管環境にはしっかりと気を配ることが大切です。まずはどのような環境が適切なのかを把握することから始めましょう。
また、収納時の注意点やNG行為などもまとめているので、大切な着物を長く使用するためにぜひ参考にしてみてください。

​​着物の収納に最適な環境​

​​着物の収納に最適なのは、直射日光や湿気がない環境です。直射日光や湿気があると生地が傷みやすくなり、劣化が早まってしまいます。一番理想的なのは、たとう紙と呼ばれる着物用の紙につつみ、防虫剤を入れてケースで保管する方法です。
次に収納でやってはいけないことを紹介するので、そちらも参考にしつつ最適な環境を整えていきましょう。

​​着物の収納でやってはいけない6つのこと​

​​着物の収納では、よかれと思ってやったことが実は悪影響を及ぼすことがあります。6つのポイントをひとつずつ見ていきましょう。

​​複数の防虫剤を入れる
​​着物は虫に食われてしまうこともあるので、つい防虫剤をたくさん入れたくなるかもしれません。しかし、防虫剤を何種類も使うと、異なるガス同士で化学反応が生じて生地にシミや変色といった悪影響を及ぼすことがあります。劣化を早める原因になるので、使いすぎには注意してください。

​​着物用の小物と一緒にしまう
​​着物を購入したときにセットになっている小物は、一緒に収納してはいけません。小物の素材にゴムやプラスチックが使われている場合、着物が変色する場合があるからです。
必ず着物と分けて収納し、小物と着物が重ならないように気をつけましょう。​

​​同じ「たとう紙」を使いつづける​
​​着物の収納に最適なたとう紙は湿気を吸う効果があります。しかし、たとう紙にも寿命があるので、定期的な交換が必要です。
交換時期の目安は、斑点が出るかどうかです。見た目が変わってきたら新しいたとう紙を購入し、着物の保管環境を一新しましょう。​

​​収納棚やケースに入れたままにする​
​着物を買ったものの、なかなか使う機会がなく収納棚やケースに入れたままにしてしまうこともあるのではないでしょうか。しかし、収納棚やケースに入れたままにすると、湿気によるダメージが懸念されます。半年に1回は風にあてて湿気をとばすと、良好な状態を保ちやすくなります。

​​証書や薄紙、厚紙と一緒にしまう​
​着物を購入すると証書や薄紙、厚紙などが入っていることがあります。しかし、たとう紙以外の紙は湿気を含みやすく、虫が寄ってくる可能性があります。
したがって、たとう紙以外の紙は着物と一緒にしまわず、別の場所で保管しておきましょう。

虫が好む素材の服と一緒にしまう
着物と同じ収納に、虫が好む素材の服が入っていないかどうかも確認しておきたいポイントです。特にウールは虫が好みやすい素材なので、一緒にしまうと着物も食われてしまうかもしれません。着物そのものだけでなく周囲の環境にも気を配り、慎重に保管しましょう。​

着物の収納ケースの種類​

​​着物の収納ケースはたんす、プラスチックケース、布製のケースなどがあります。それぞれの特徴について解説していきます。​

​​たんす​
​​​​着物をよく使うのなら、すぐに取り出せるたんすの引き出しに収納するのがおすすめです。中でも着物の収納には桐たんすが最適で、調湿効果や防虫・防カビ効果などにより、着物が傷むリスクを下げられます。そのため、基本的には着物は桐たんすに収納するのが望ましいでしょう。​​​

​​プラスチックケース​
​​安価で手軽に購入できるプラスチックケースも着物の収納に活用できます。ただし通気性が悪いため、入れっぱなしにするとどうしても湿気が溜まりやすくなるのが難点です。
収納時はたとう紙や除湿シートと一緒に保管するなど、必ず防湿対策をしましょう。また、着用しなくても半年に1回は着物を取り出して空気を入れ替えるのがベストです。​​

布製のケース
​​布製のケースは通気性に優れており、カビが発生しにくい点が魅力です。また、折りたためるものもあるので、使用していないときは省スペースになります。
ただし、布製のケースはたんすやプラスチックケースと異なり、比較的耐久性が低いです。上にものを置いたときに潰れてしまうこともあるので、収納場所や収納方法には注意が必要です。

​​着物を収納するときの注意点​

着物の収納では詰め込まないことや保管したままにしないこと、汚れを放置しないことの3つが特に大切なポイントです。​

​​収納に着物を詰め込まない
​​収納に着物を詰め込むと、素材そのものが潰れてしまったり、湿気が溜まりやすくなったりするといったリスクがあります。
特に、湿気が溜まると着物の劣化が早くなるので、なるべくスペースに余裕を持たせて収納するようにしましょう。​

​​ずっと保管したままにしない
​​着物の状態を良好に保つコツは、たくさん着ることです。通気性の観点から、ずっと保管したままにはせず、なるべく着物を着る回数を増やすようにしましょう。着物を着ると、そのたびに新しい空気に触れることになり、着物を美しい状態に保ちやすくなります。​

汚れを放置しない
​​着物が汚れている場合は、そのままにせずクリーニングに出しましょう。汚れがあるとそこから素材が痛みだしたり、虫が寄ってくる原因になったりする可能性があります。しかし、少しの汚れなら、陰干しなどでケアできることもあるでしょう。
家でできる対処をしても汚れが取れなければ、専門のクリーニング店にお願いするのがおすすめです。

まとめ

着物は収納の仕方によって美しい状態を保てるか、劣化するかが大きく左右されます。特に湿気や害虫対策は入念におこないましょう。
着物の収納に適した環境が用意できないときは、トランクルームを使用するのもひとつの手段です。湿度管理がされているトランクルームなら、着物を適切な環境で保管できるでしょう。キュラーズでは空調システムを取り入れており、全店舗で24時間365日徹底した温湿度管理を行っています。
大切な着物の保管場所に迷った際は、ぜひお近くのトランクルームの利用を検討してみてください。

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