収納情報

賢く育てよう!子供の勉強机の片づけ方


お子さんが集中できる場所をつくってあげるのが一番大切

「なかなか宿題をやらない」「机に向かっても、すぐ気がそれて集中が続かない」「机がぐちゃぐちゃで、いつもおやが片づけることに…」
お片づけに伺うと、リビングやキッチンの収納の次にご相談が多いのが「お子さんの勉強スペース」です。勉強スペースの場合は、ただきれいに片づいていればいいというわけでなく、お子さんがしっかり勉強できる場にならないと意味がありません。
最近はリビングを勉強スペースにしているご家庭と、子供部屋を勉強スペースにしているご家庭の両方があるので、それぞれおすすめの方法をご紹介します。

キュラーズ トランクルーム


リビングで勉強するお子さんの場合

親の目が行き届く、お子さんがサボっていないかすぐわかる、急いで子供部屋をつくらなくてもいい、ほどよい音があって、むしろ集中できると最近人気なのが「リビング学習」です。
広いダイニングテーブルでのびのび勉強できるのはいいのですが、リビングやダイニングは家族の共有スペース。そこに勉強道具がちらかっていると見た目もよくないですし、食事のたびに親が片づけるということになりがちです。
リビング学習でおすすめなのは「勉強セット」を作ること。A4サイズのふたなしのカゴに勉強道具をセットしておきます。

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いつも勉強するドリルや書き取りノートなどは必ずここへ。筆箱も学校に持っていくものとは別に、ここで使うモノを作ります。わからないことが出た時に調べる辞典類もここに。
こうしておくと、ペンが無い、辞書が無いと、いちいち子供部屋に戻る時間のロスがなくなります。
辞典類は本棚に並べておくのが当たり前、という常識から離れて、効率よく勉強できるセットを作ります。
またケースに入れ、置き場所をきめておくことで、お子さん自身が取り出して、元に戻す、という動作が自然にできるようになります。これは使うものをいっしょに収納しておく、グルーピングという収納テクニック。自分に必要なモノは何と何か、お子さんが考えるトレーニングにもなります。

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これはお客様から頂いた写真なのですが、小学校6年間、リビングに置いた辞書で繰り返し勉強し、そのたびにふせんをプラスしていったそうです。その結果、6年生の頃にはふせんびっしりの辞書が出来上がり、見事受験も成功されたそうです。
毎日すこしずつのロスタイムをなくすのは、とても大事なんだなと実感しました。

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子供部屋で勉強するお子さんの場合

リビング学習も、兄弟が多い場合はかえって集中できない場合もあります。また一人の方が集中できるというお子さんもいます。子供部屋で勉強する場合、心配なのはお子さんが果たして「本当に勉強しているか」がわからないことですよね。ゲームやスマホなどはリビングに置いておくと決めても、子供部屋にはまだまだ誘惑がいっぱいです。
おすすめなのは「机周りは勉強のもののみにする」ということ。それは当たり前で、すでにやっていると思われるかもしれませんが、意外に漫画や雑誌の付録、写真や小さなおもちゃなど、「誘惑」はいっぱいあります。
机の前に座って、見える範囲には勉強道具のみに。そうすると集中力があがるだけでなく、モノが少なくなるので、自分でお片付けをするのが簡単になります。

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引き出しの中も同じです。こちらは文房具の収納です。欲しいものがすぐに取り出せ、使い終わったら元に戻せるよう、スッキリした収納にしましょう。低学年のころからこのような収納にしておくと、自分でお片付けがしやすくなるので、自主性を育むのにもおおいに役立ちます。

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すぐには使わないもの、いずれ兄弟が使うものも別の場所に移動

参考書や塾で使ったプリント、お道具箱や絵の具箱などは、ついついブックスタンドのなかに入れてしまったり、机の横にかけてしまったりしていることが多いです。でも今は使わない物ばかり。そういうものを出しっぱなしにしていると、結局机周りがごちゃごちゃして、これも勉強の邪魔になります。
クローゼットの枕棚に余裕がある場合は、ふたつきのバンカーズボックスなどにまとめて収納し、机周りから片づけるようにしましょう。

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この枕棚には、シーズンオフの衣類を収納しているご家庭も多いので、もし入りきらないという場合はトランクルームなどの利用をおすすめします。バンカーズボックスには「参考書」「算数プリント」など、ひとめで中身がわかるよう、外側の記入を忘れずに。トランクルームに何を入れたかも、お母さんのスマホのリマインダーなどに記録しておくと、必要な時にすぐ取り出すことができて便利です。

お子さんは、気が散りやすい反面、一度集中すると、大人もびっくりするほどの集中力を発揮します。リビングでも勉強部屋でもそれは同じです。お子さんが集中しやすい、そして気が散りにくい環境を親御さんがつくってあげましょう。

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